爽やかな笑顔で豊

おう、浩二。今日の夜は暇か。少し付き合え」
「えっ、飲みですか。ちょっと、やらなければいけない仕事が残っています。勘弁して下さい」
「そうか。それは、残念だったな。折角、若い女を紹介してやろうと思ったのになあ。それなら、高志にでも紹介してやるか」
和也は一人で不気味に笑っている口服 避孕 藥
浩二は疑問の表情で、
「また、冗談でしょう。佐藤さんが、若い女を知っている訳がないですよ。からかっているのでしょう」
「いや、満更そうとも限らん。これだ。どうだ、参ったか!」
和也は携帯に写っている豊美の写真を、印籠のように前に突き出していた。
浩二は驚いて目を大きくした。
「マジですか。凄く可愛いいですね。それに、若そうですね」
「二十一だ。それに、彼氏と別れたばかりで、今はフリーだ。即、行けるかもしれないぞ」
和也は浩二の肩を軽く叩いた。
「俺、行きます! 是非お供させて下さい。それより、どうしたのですか。この娘を」
「理由は言えん。ゴチャゴチャ聞くようなら、高志にするぞ!」
「あっ、勘弁して下さい。黙って、ついて行きますから」
浩二は、ニコニコと平謝りだった避孕方法

 定時になって、二人は速やかに会社を出た。そして、合コンで使った横浜の洋風居酒屋へ入った。合コンのときと同じシャンデリアの下の横長のテーブルに二人は腰を下ろした。
 それから少し遅れて、豊美が二人の前に現われた。そして、彼女は浩二の前の席に腰を下ろした。
「こいつは、福山浩二といって、俺の悪い相棒だ」
和也はマルボロに火をつけてクールに紹介した。
「佐藤さん、悪いは余計です。思いやりのある相棒です。よろしく」
浩二は和也を少し怒った。そして、美に挨拶をした。
「そして、こちらが俺の友達の、その友達の吉村豊美さんだ。彼女は九州から出張でこっちに来ている」
和也はにこやかに微笑んでいた。
「豊美です。よろしくお願いします。ところで、佐藤さん、優希は友達ではなく、恋人なのでしょう」
豊美は可愛く浩二に笑顔を見せていた。しかし、和也には冷たい表情で皮肉を言っていた。
「えっ、何ですか。その優希っていうのは。佐藤さん、彼女が居るのですか」
浩二は驚いて大きな声を出していた。
「お前はうるさい! 豊美ちゃん、こいつは優希のことは、何も知らないから、友達でも問題は無い」
和也は浩二を怒鳴った。そして、豊美に優しく説明をしている避孕方法
しかし、豊美は急に怒り出して、
「それは、ダメよ。優希が可哀相よ。優希に報告するからね」
「それは、勘弁してくれ。訂正する。優希は恋人だ」
 和也は少し照れていた。
「佐藤さんも、隅に置けないですね。何時の間にか、女を作って。しかも、九州でしょう。これは、ぶっ飛びですね」
「だから、お前はうるさいと言っている! 優希の話をしにきたのではない。豊美ちゃんを、紹介しにきたのだ。早く、二人で話を始めろ。そうでないと、追い出すぞ!」
「あっ、勘弁して下さい。分かりましたよ。さあ、豊美ちゃん、まずは一杯どうぞ」
 浩二は和也の機嫌を取っていた。そして、豊美のグラスにビールを注いだ。
二人は楽しそうに会話を始めていた。
和也も満足そうに二人を眺めて黙々と酒を飲んでいた。

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